熊本大会(第50回石油・石油化学討論会)

講演情報

環境化学

[2D05-08] 環境化学 2

2020年11月13日(金) 10:30 〜 11:30 D会場 (3F・中会議室D1-2)

司会:永岡 勝俊(名古屋大学)

11:15 〜 11:30

[2D08] オレフィンの酸化的ジアセトキシル化に有効な担持Pd-Te触媒の構造解析

○保前 勇太1、三浦 大樹1,2,4、宍戸 哲也1,2,3,4 (1. 東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 環境応用化学域 、2. 東京都立大学 水素エネルギー社会構築推進センター、3. 東京都立大学 金の化学研究センター、4. 京都大学 実験と理論計算科学のインタープレイによる触媒・電池の元素戦略拠点)

Pd系触媒は、オレフィン類の酸化的アセトキシル化に活性を示すことが知られている。一方、1,3-butadieneの酸化的ジアセトキシル化の活性は、Pd触媒にTeを添加することで向上することが報告されている。しかし、その活性要因については未だ明らかとなっていない。本研究ではPd/Te比を変化させた触媒について種々のキャラクタリゼーションを行い、ジアセトキシル化の活性とPd周囲の構造・電子状態の相関について検討を行った。