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[2D20] 石油精製装置におけるボルトカジリ改善検討-ノルトロック社製品スーパーボルト®の適用評価-
過去装置稼働時から対応に苦慮していたフランジ漏洩は締付け方法の改善などにより減少してきた。その一方でフランジ開放時に発生するボルトのカジリについては、短いTA工期内で対応することが多く、また機器開放周期に依存して長周期となることもあるため、本格的な改善評価の取り組みが遅延していた。近年は施工者技量も変化してきており、カジリ対応の高コスト化とTA工程への影響が顕著であり、改善が急務である。そこで海外プラントや国内動機械メーカーへの導入が進んでいるスーパーボルトに着目した。当該製品のカジリ防止性能についての試験評価についてまとめられていないので、試験結果なども含め報告する。