[P01-13] Poster sess. 1

[P01] Effect of divalent cation on oil-water relative permeability curve in Low Salinity Water Flooding

○Yusaku Ichi¹, Kazunori Abe¹, Hikari Fujii¹, Shigemi Naganawa¹ (1. Graduate School of International Resource Sciences, Akita University)

低塩分濃度水攻法は経済性及び環境面で優れており、既に実験室規模での増油が報告されている。一方で複数の増油メカニズムが提唱されており、その中の一つとして二価カチオンの影響による岩石表面に吸着している極性油の脱着作用が挙げられる。そこで本研究は塩水中のイオン成分（Na⁺、Ca²⁺、Mg²、など）が濡れ性や油回収に与える影響を検討し、増油メカニズムの解明を目的とした。炭酸塩岩及び砂岩を使用し掃攻試験や濡れ性評価、相対浸透率測定などの各種実験を実施した。