[P09] 層間にジアルキルジメチルアンモニウムを含む有機無機複合体の酸塩基特性
層状ペロブスカイト型酸化物HCa2Nb3O10と第四級オニウムイオンのインターカレーション反応により得られる有機無機複合体には、塩基点が形成されることが報告されている。本研究では、有機種としてオクチル鎖を2本有するジアルキルジメチルアンモニウムイオンを用いて複合体を調製し、酸塩基特性を評価した。その結果、有機種は2分子層で層間に存在していると推定され、酸点が保持されたまま塩基点が形成されていることが示唆された。
ポスター sess.
2020年11月12日(木) 13:30 〜 15:00 ポスター会場 (3F・小会議室H1-2)