[P21] 固体酸触媒によるフロ酸のヒドロキシメチル化
種々のゼオライトやAmberlyst樹脂固体酸を使用したフルフラールとホルムアルデヒド水溶液(37%ホルマリン)のヒドロキシメチル化反応が報告されており、この時最大HMF収率はAmberlyst-15触媒を用いた際40.4%である。本発表研究では、フルフラールの酸化生成物であるに着目し、フロ酸のヒドロキシメチル化反応によるバイオマスアップグレーディングプロセスの有用性を検討した。現在の結果では、Amberlyst-15触媒により、最高収率は36.6を得た。ゼオライト触媒は、反応後に黒く変色しており、活性サイト上での副反応の進行が予想された。