石油学会 第65回年会(第71回研究発表会)

第65回年会概要

第1日・5月29日(月)
第27回JPIJSポスターセッション(11:30~16:00)
   詳細プログラム
   *会場に学生向け企業PR展示コーナーを設置します。
 
会長あいさつ(15:10~15:15)
石油学会会長 村松淳司
 
受賞講演-学会賞(15:15~15:45)
 「石油精製のための担持金属触媒・触媒マトリックスの調製法と機能に

     関する基礎的研究」  

三重大学大学院工学研究科 教授 石原 篤

特別講演(16:00~18:00)
 「将来のモビリティ」(16:00~17:00)                        
 Techno Revolutions 合同会社 CEO  加藤喜昭
モビリティ(人が移動するための乗り物)は,地球環境保護への対応,技術の進歩,使われ方の変化等により,今後は今まで以上に大きく変わっていくと考えられている。その動きを紹介するとともに,将来のモビリティはどうあるべきかについて考察する。
 
「産業・エネルギー分野も窒素利用と窒素汚染のトレードオフである
    窒素問題に関与」(17:00~18:00)  
総合地球環境学研究所 教授/
農業・食品産業技術総合研究機構 主席研究員 林 健太郎
肥料や工業原料としての窒素利用や化石燃料消費に伴い,大量の反応性窒素(分子窒素以外の窒素化合物)が環境に排出されて多様な窒素汚染をもたらしている。講演ではこの窒素問題の概要と国内外の取り組みを紹介する。

第2日・5月30日(火)
依頼講演(13:00~14:00)
「欧州を中心とした合成燃料の技術開発および取り組み状況」
  (A会場,13:00~13:30)
(一財)石油エネルギー技術センター
調査国際部統括マネージャー  稲村 和浩
カーボンニュートラルに向かう中、国内外で期待されている合成燃料は欧州を中心に開発及びその実用化が進んでいる。関連技術を含めその技術開発動向ならびに主たるプレーヤーの取り組みについて、その概要を紹介する。
 
 「エネルギー危機と安全保障」(A会場,13:30~14:00)
常葉大学名誉教授/国際環境経済研究所 副理事長兼所長  山本 隆三
2010年代に欧州が中心となって進めた脱石炭により天然ガス需要量が欧州で増えた。この状況につけ込んだロシアは天然ガス供給量を削減し、エネルギー危機を引き起こした。エネルギー危機は安全保障政策の見直しを迫ることになった。
 
受賞講演-論文賞
 「不均一系触媒によるグルコースからの乳酸一段合成」
   (C会場,14:15~14:45)
東京都立大学都市環境科学研究科 教授  宍戸 哲也
 
 「メカノケミカル法を用いたFe置換MWW型ゼオライトの合成」
  (C会場,16:00~16:30)
北海道大学触媒科学研究所 助教  大須賀 遼太
 
受賞講演-技術進歩賞
 「数理最適化による大規模プロセスの迅速なプラント省エネ化支援技術の
     開発」(C会場,10:00~10:30)
東洋エンジニアリング(株)先進技術ビジネス推進部
HERO担当チーフ  高瀬 洋志
 
 「脱炭素社会に向けたアンモニア利用大型ガスタービン複合発電システムの
     開発」(A会場,10:30~11:00)                                                              
三菱重工業(株) GTCC事業部ガスタービン技術部 主席技師  野勢 正和
 
受賞講演-奨励賞
 「糖類から有用化学品を得るための固体酸触媒の開発」
   (C会場,14:45~15:15)
北海道大学大学院地球環境科学研究院 准教授  大友 亮一
 
 「二酸化炭素を用いたカーボネート,カルバメート,および尿素誘導体合成
     技術の開発」(A会場,15:30~16:00)
    (国研)産業技術総合研究所
触媒化学融合研究センター 主任研究員  竹内 勝彦
 
 「ギ酸分解および糖アルコール水素化脱酸素のための炭素担持金属微粒子触媒
     の開発」(B会場,9:30~10:00)
   京都大学大学院工学研究科 助教  藤墳 大裕
 
 「ガソリン車のCO2削減に向けたスーパーリーンバーンに適した燃料組成に
     関する研究」(A会場,11:00~11:30)
      ENEOS(株)中央技術研究所 安武優希
 
 「可溶性炭素前駆体の生成過程の解明と液相を経由する炭素コーティング法
     への応用」(C会場,10:45~11:15)
  
(株)日本触媒 研究センター アシスタントマネージャー  郷田 隼
 
第71回研究発表会(9:30~17:30)
     詳細プログラム