[P1-0001] 茨城県理学療法士会卒前教育部6年間の取り組み
~実習施設と教育機関混成部員だから出来たこと~
キーワード:卒前教育, 臨床実習, 臨床教育
【目的】「楽しくなければ臨床実習じゃない!指導者は伝えよう学生は感じようその楽しさと責任の重さを」というスローガンのもと卒前教育部は平成21年に新設された。臨床実習を中心に卒前教育に関する事柄を企画実行し,学生と指導者双方にとってより良い臨床実習システムを目指す事が目的の根幹である。発足後いくつかの臨床実習に関するアクションプランを実行し,さらに県内5校の教育機関と士会の連絡調整役を担ってきた。今回その活動について報告する。
【活動報告】部員は県内5校および5つの臨床実習受け入れ施設より構成。部会は通常年2回開催しており,メールでの連絡・情報共有も適宜実施した。以下に主要な活動の経過を述べる。平成21年「理学療法士等修学資金貸付事業募集再開に関する要望書」を県知事に提出。平成22年,士会広報局と共同で臨床実習に関する現況・意向アンケート調査(県内会員対象,回答数310通,回収率25%)を実施。平成23年には士会承認の臨床実習連絡協議会を発足。22年度の調査結果をもとに課題を抽出し,県内5校の実習概要の比較検討・協議を実施。同年「関東甲信越ブロック臨床実習指導者研修会茨城会場」の幹事を担当。平成24年からは生涯学習部との共催で実施してきた臨床実習関連研修会に加え,茨城県独自の「臨床実習指導者研修会」を開催し,履修者の県ブロック毎分布を開示し啓発に繋げている。平成25年には標準実習評価表案作成に取り組み始めた。
【考察】教育機関,実習施設双方の代表者が集い,士会として活動を継続している意義は大きい。士会員の意向を反映した臨床実習課題の協議内容は,部員を通じ各教育機関内でも検討されている。士会員への啓発活動継続も大切である。
【結論】茨城県卒前教育部の企画実行内容と臨床実習連絡協議会の取組みを報告した。士会として臨床実習を含む卒前教育および卒後教育の双方に関与する重要性を感じつつ日々活動している。
【活動報告】部員は県内5校および5つの臨床実習受け入れ施設より構成。部会は通常年2回開催しており,メールでの連絡・情報共有も適宜実施した。以下に主要な活動の経過を述べる。平成21年「理学療法士等修学資金貸付事業募集再開に関する要望書」を県知事に提出。平成22年,士会広報局と共同で臨床実習に関する現況・意向アンケート調査(県内会員対象,回答数310通,回収率25%)を実施。平成23年には士会承認の臨床実習連絡協議会を発足。22年度の調査結果をもとに課題を抽出し,県内5校の実習概要の比較検討・協議を実施。同年「関東甲信越ブロック臨床実習指導者研修会茨城会場」の幹事を担当。平成24年からは生涯学習部との共催で実施してきた臨床実習関連研修会に加え,茨城県独自の「臨床実習指導者研修会」を開催し,履修者の県ブロック毎分布を開示し啓発に繋げている。平成25年には標準実習評価表案作成に取り組み始めた。
【考察】教育機関,実習施設双方の代表者が集い,士会として活動を継続している意義は大きい。士会員の意向を反映した臨床実習課題の協議内容は,部員を通じ各教育機関内でも検討されている。士会員への啓発活動継続も大切である。
【結論】茨城県卒前教育部の企画実行内容と臨床実習連絡協議会の取組みを報告した。士会として臨床実習を含む卒前教育および卒後教育の双方に関与する重要性を感じつつ日々活動している。