第50回日本理学療法学術大会

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メインシンポジウム

メインシンポジウム2

理学療法50年のあゆみと展望―新たなる可能性への挑戦―学術大会からみたあゆみと展望

Sat. Jun 6, 2015 12:15 PM - 2:05 PM 第1会場 (ホールA)

座長:田口順子(上馬整形外科クリニック), 伊橋光二(山形県立保健医療大学保健医療学部理学療法学科)

[SS-03-1] 理学療法士協会発足時の課題

遠藤文雄1,2 (1.日本アビリティーズ協会, 2.アビリティーズ総合研究所)

昭和41年(1966年)第1回の国家試験が行われ,183人の合格者が発表された。学校が先に出来て,卒業に合わせて,法律が出来た。国際的な基準で養成が行われた人たちに身分を与えなければならなかった。
そこで制定されたのが理学療法士及び作業療法士法(法律第137号)です。
正規の教育を受けて合格したのが14人。169人は特例受験資格を得て受験した人達です。協会の発足は両者で協議して設立準備委員会を立ちあげることから始めました。7月17日の設立総会を経て協会は始動しました。
かかげた目標は3つ,1つWCPTに加盟して国際スタンダートを保つ,2つ社団法人格を取ること,3つ開業権を確立すること。
支部(県単位)を組織化,ニュース,学会,研修会,機関紙の発行を行う。10月,東京大学で第一回学術大会(研修会)を開催,今日に至る。
本シンポでは当時の状況について議論します。