第50回日本理学療法学術大会

Presentation information

メインシンポジウム

メインシンポジウム2

理学療法50年のあゆみと展望―新たなる可能性への挑戦―学術大会からみたあゆみと展望

Sat. Jun 6, 2015 12:15 PM - 2:05 PM 第1会場 (ホールA)

座長:田口順子(上馬整形外科クリニック), 伊橋光二(山形県立保健医療大学保健医療学部理学療法学科)

[SS-03-3] 四半世紀のあゆみと展望

福田修

昭和40年6月29日「理学療法士・作業療法士法」が交付され,日本理学療法士協会が7月17日に創立された。北海道では第1回・第2回・第3回理学療法士国家試験合格者29人で昭和44年2月1日に設立総会を開催して,北海道理学療法士会が誕生した。この頃は「理学療法士」と言っても社会一般から認知してもらえなかった。
昭和52年に第12回日本理学療法学会が「地域医療と理学療法」をテーマに札幌で開催され理学療法士が地域で活躍するようになった。このとき士会員は90人で全員参加した。
昭和56年北海道大学・58年に札幌医科大学が開校になり,若い学生が輩出されるようになった。
平成2年第25回学会「四半世紀のあゆみ―新たなる展開」をテーマに札幌で開催された。四半世紀で特筆は昭和47年の札幌冬季オリンピック大会に医療班に理学療法士として参加したことは初めてです。次いでWHOのICIDHと厚生省(当時)の「寝たきりゼロ作戦」に理学療法士が活躍していることです。25回学会での特色はアメリカPT協会のマシューズ会長を招聘出来たことである。以後の学会等で外国の要人を招聘する気運が高まり若い人達の刺激になった。