第50回日本理学療法学術大会

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合同シンポジウム

JICA 合同シンポジウム3

理学療法の国際協力

Sat. Jun 6, 2015 10:15 AM - 12:05 PM 第3会場 (ホールB7(1))

座長:丸山仁司(国際医療福祉大学 保健医療学部理学療法学科)

[TS-07-4] アジアでの理学療法支援

小西恵一郎 (国際医療技術財団)

公益財団法人 国際医療技術財団は,公益社団法人 日本理学療法士協会の協力を得て以下の国際医療技術協力事業を行なってきた。
1.インドネシアCBR協力プロジェクト
1992年度から1997年度に,インドネシアCBR協力プロジェクトを実施し,中部ジャワ州ソロに所在するCBRセンターへの専門家派遣を5回行なった。※CBR:Community Based Rehabilitation(地域に根ざしたリハビリテーション)
2.JIMTEF個別研修 理学療法士コース
1992年度~2015年度に,20名7カ国(内アジアは19名6カ国:インドネシア12名,カンボジア2名,ネパール2名,スリランカ,パキスタン,ラオス各1名)の研修員を本邦で指導した。
3.独立行政法人 国際協力機構(JICA)委託集団研修
医療技術スタッフ練成コース
2001年度~2008年度に,理学療法士33名23カ国(内アジアは13名9カ国:カンボジア3名,パキスタン3名,スリランカ,タイ,ネパール,フィリピン,ベトナム,マレーシア,ラオス各1名)を本邦で指導した。
ミャンマーリハビリテーション研修コース
2008年度~2011年度に,ミャンマーより理学療法士20名を本邦で指導した。
4.理学療法分野調査団派遣
・1996年度 インドネシア:専門家派遣プロジェクトの評価調査
・2002年度 タイ:メコン地域のリハビリテーションに関する新規ニーズの発掘調査
・2006年度 カンボジア:リハビリテーションに関する新規ニーズの発掘調査
5.第1回 カンボジア国際セミナー(日本国政府外務省後援)
2008年3月6日,国立小児病院(カンボジア 首都プノンペン)にて,医療の安全と向上:理学療法士に必要な安全管理と評価及び診断学をテーマとして国際セミナーを開催した。