JSAI2018

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Oral presentation

Organized Session » [Organized Session] OS-11

[1B2-OS-11b] [Organized Session] OS-11

Tue. Jun 5, 2018 3:20 PM - 4:40 PM Room B (4F Moon Light)

4:20 PM - 4:40 PM

[1B2-OS-11b-04] A Development of shery prediction AI platform to optimize distribution

〇Hiroaki Taka1, Taro Osabe2, Satoru Hanzawa2, Hiroyuki Shioya3, Junichi Kishigami3, Masaaki Wada1 (1. Future University Hakodate, 2. Hitachi, Ltd., 3. Muroran Institute of Technology)

Keywords:Fishing industry, AI, Fishery prediction

近年,北海道で水揚される水産物の水揚量の傾向が変化している.また,この問題は単に北海道に限った問題ではなく,日本各地において水産物の水揚量の傾向が変化している.地域経済を支える水産業の持続性を確保するためには,単に環境に適応した漁業を実現するだけではなく,漁業と加工や小売を結ぶ流通業の効率化も実現する必要がある.本研究では,主に流通事業者を対象とした,未来の水揚量および漁場の予測を行うためのAIプラットフォームの実現を目指した.このプラットフォームでは,水揚データと環境データを蓄積し,そのデータを活用してAIによる予測を行い,結果をユーザである流通事業者に提供する.これにより,流通資材の最適化や水産物の高付加価値化が可能となる.今回,スルメイカ,サケ,ブリの3魚種を対象とし,水揚データのみを用いてニューラルネットワークによる予測を行った.現状では1トン以上の誤差が出る場合が多いため,今後はより長期間の水揚データと環境データを蓄積するとともに,予測精度の改善を行い,水産業の持続発展への貢献を目指す.