17:20 〜 17:40
[1D3-OS-28b-01] ファシリテーター支援を目的としての分散表現を用いた話題変化判定
キーワード:自然言語処理、COLLAGREE、議論支援
近年,Web上での大規模な議論活動が活発になっている.
Web上での大規模合意形成を実現するために,伊藤孝行研究室では過去に大規模意見集約システムCOLLAGREEを開発した.
COLLAGREE ではファシリテーターによる適切な議論プロセスの進行を行っている.
しかし,ファシリテーターは人間であり,長時間に渡って大人数での議論の動向をマネジメントし続けるのは困難である.
ファシリテーターの代わりに自動的に議論中の話題の変化を事前に判定することが求められている.
分散表現は単語の共起頻度に基いて類似度を計算しており対義語に対応できない点が弱点とされるが,議論話題においては対義語かどうかは関係なく同じテーマ(話題)に沿っているかが重要である.
故に,分散表現における類似度計算は話題変化判定と相性が良いと考えられる.
本研究では分散表現を用いてファシリテーターの代わりに自動的に話題の変化を判定することを目標とする.
評価実験は提案手法と分散表現を用いない比較手法とで行い,提案手法の方が高い精度で話題の変化を判定できることを確認する.
Web上での大規模合意形成を実現するために,伊藤孝行研究室では過去に大規模意見集約システムCOLLAGREEを開発した.
COLLAGREE ではファシリテーターによる適切な議論プロセスの進行を行っている.
しかし,ファシリテーターは人間であり,長時間に渡って大人数での議論の動向をマネジメントし続けるのは困難である.
ファシリテーターの代わりに自動的に議論中の話題の変化を事前に判定することが求められている.
分散表現は単語の共起頻度に基いて類似度を計算しており対義語に対応できない点が弱点とされるが,議論話題においては対義語かどうかは関係なく同じテーマ(話題)に沿っているかが重要である.
故に,分散表現における類似度計算は話題変化判定と相性が良いと考えられる.
本研究では分散表現を用いてファシリテーターの代わりに自動的に話題の変化を判定することを目標とする.
評価実験は提案手法と分散表現を用いない比較手法とで行い,提案手法の方が高い精度で話題の変化を判定できることを確認する.