[1K3-OS-10a] 農業とAI(1)

[1K3-OS-10a-03] カラーチャートによるオイルパーム成熟度判別に向けた基礎検討

〇皆方 快公¹、小林 一樹¹、田代 晋久¹、脇若 弘之¹、永田 浩一²、ミスロン ノルヒシャム³、アリテ ノルアジアナ³、長谷川 拓真¹、二俣 昌樹¹ (1. 信州大学　大学院　総合理工研究科、2. 信州大学グローバル教育推進センター、3. 工学部, マレーシアプトラ大学)

キーワード：オイルパーム

オイルパームは世界で最も生産される植物性油脂で、食品、洗剤、石鹸など様々なものに用いられている。オイルパームの成熟度は現在、実の表面の色と落ちている実の数から判別を行っている。しかし、判別者の主観によって判別結果に誤差が生じるという問題が生産国で発生している。そこで、判別者による誤差を減らすためにカラーチャートを用いる。先行研究では、一定光源化が必要であったのに対してカラーチャートを用いる方法は一定光源化を必要しない。本報告では、カラーチャートによる方法を評価するため目視による方法と比較したため報告する。