2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

講演情報

口頭発表

オーガナイズドセッション » [オーガナイズドセッション] OS-10 農業とAI

[1K3-OS-10a] 農業とAI(1)

2018年6月5日(火) 17:20 〜 19:00 K会場 (3F あじさい・もくれん)

18:20 〜 18:40

[1K3-OS-10a-04] 外部光で動作するDNN向けニューロン素子の初期検討

〇大塚 卓哉1、小仁所 志栞1 (1. 日本電信電話)

キーワード:AIデバイス、DNN計算機アーキテクチャ、素材

IoTデバイスの適用環境に対する物理的な親和性を高めるために,深層学習等の知的処理の演算アーキテクチャを素材から見直す試みを進めている.その一例として,本稿では光導波路で演算ネットワークを構成し深層ニューラルネットの演算を光信号で実行する方式を提案する.提案する演算機アーキテクチャは,外部から取り込んだ光で直接駆動されるように設計された積和演算素子とその出力を非線形変換する非線形関数演算素子,そして,それら演算素子を光増幅機を使わずに多段に接続する機構からなり,推論を実行する全結合型 DNN (Deep Neural Network) を構成することができる.