[1N1] 機械学習-機械学習応用(1)

[1N1-01] MCMCサンプリングを用いた発話からの相対位置概念学習

〇相良 陸成¹、谷 志翔¹、田口 亮¹、服部 公央亮²、保黒 政大²、梅崎 太造^1,3 (1. 名古屋工業大学、2. 中部大学、3. 東京大学)

キーワード：記号創発システム、言語獲得、機械学習

本稿では，単語の事前知識なしで，位置概念と物体を表す音節列及び相対位置概念を発話から学習する手法を提案する．まず、音声認識器により認識された音節列をNPYLMに基づいて単語に分割する．次に，MCMCサンプリングにより，分割された単語と位置情報から相対位置概念のパラメータを推定する．実験では，提案手法によりパラメータが正しく推定されることを確認した．また，提案手法により位置概念と物体を表す音節列についても正しく推定されたことを確認した．