2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

講演情報

口頭発表

オーガナイズドセッション » [オーガナイズドセッション] OS-15 実社会問題へのチャレンジ

[1O3-OS-15b] 実社会問題へのチャレンジ(2)

2018年6月5日(火) 17:20 〜 19:00 O会場 (2F 開聞)

17:20 〜 17:40

[1O3-OS-15b-01] 持続可能なデータ収集を可能にさせるサービスプラットフォームの構築

〇高岡 昂太1、本村 陽一1 (1. 産業技術総合研究所人工知能研究センター)

キーワード:人工知能、エコシステム、ベイジアンネットワーク

人工知能(AI)は、機械学習とビッグデータ、計算機の高速化により適用可能範囲が広がってきた。しかしながら、新たなデータが持続的に収集されないとAI自体の性能は向上しない。つまり、多くデータが収集され続けるような環境やエコシステムを醸成する必要が生じる。そのためには価値あるユースケースで早期にAIの実装および活用がなされ、さらに多人数、多頻度、広範囲に展開する必要がある。本発表の目的は、AI学習を進化させるために、サービスを提供することで、データを持続的に収集するサービスプラットフォームの必要性と、エコシステムの例を紹介する。本発表は、実社会問題へのチャレンジにおいて、AIを活用・応用するために必要不可欠なプラットフォームの提案、及びそれを活用するエコシステムに関する内容となる。そのため、本発表は、今後の人とAIが協調する一つの基盤モジュール例として位置づけられる