2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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口頭発表

オーガナイズドセッション » [オーガナイズドセッション] OS-10 農業とAI

[2G2-OS-10b] 農業とAI(2)

2018年6月6日(水) 13:20 〜 14:40 G会場 (5F ルビーホール飛天)

14:20 〜 14:40

[2G2-OS-10b-04] 複眼カメラTOMBOを用いたフィールドモニタリング

〇下林 史弥1、小林 一樹1、香川 景一郎2、郭 威3、平藤 雅之3、谷田 純4 (1. 信州大学、2. 静岡大学、3. 東京大学、4. 大阪大学)

キーワード:フィールドモニタリング、マルチスペクトルカメラ

本研究では、軽量で小型なマルチスペクトルカメラTOMBOの農業への応用を提案する。農業分野では、マルチスペクトルカメラを搭載したドローンが作物の生育予測に使用される。 複数波長の画像から得られるNDVIやNDREといった生育指数は作物の状態を推定するのに有用である。しかし,現在農業に使用されているマルチスペクトルカメラは,大型のドローンへの搭載を前提としており,カメラのさらなる小型化が望まれている.TOMBOは小型・軽量かつカスタマイズ性にも優れており,ドローン搭載におけるメリットが大きい.TOMBOのフィールドモニタリングへの応用に向けて,既存の農業用マルチスペクトルカメラとの比較を通して検討を行う.