2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

講演情報

口頭発表

一般セッション » [一般セッション] 13.AI応用

[2M3] AI応用-交通と推薦

2018年6月6日(水) 15:20 〜 17:00 M会場 (2F アメジストホール鳳凰)

座長:荒井 幸代(千葉大学)

16:20 〜 16:40

[2M3-04] 機械学習による食堂食事数予測問題への個人行動モデルの適用とその効果分析

〇松江 清高1、野田 英樹1、近藤 浩一1 (1. 東芝インフラシステムズ株式会社)

キーワード:食事数予測、個人行動モデル、ランダムフォレスト

個人行動データを用いて各個人がビル内の食堂を利用するかどうかを推定するモデルを作成し、それを食堂食事数予測問題へ適用したときの効果を分析した。従来は、個人行動データを用いず、機械学習の一つであるランダムフォレストにより食堂利用率を推定するモデルを作成し、その結果とビル在館者数から食堂食事数を予測していた。従来手法で食堂食事数を予測した場合の予測誤差は約47食であるのに対し、個人行動モデルを適用した場合は約44食となり、従来手法を若干上回る結果が得られた。