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[2N1-04] 音象徴を用いた擬態語の意味的用法分類
キーワード:擬態語、オノマトペ
日本語には擬態語や擬音語などのオノマトペが多く,様々な場面で感覚やイメージを伝える手段として用いられる.特に,クリエイターは自分のもつイメージに合うオノマトペを創作して用いることで受け手の感性に訴えることができるとされている.しかし,オノマトペは感覚的なもので客観的な評価が難しいためオノマトペを創作することは難しいのではないかと考えられる.
そこで,既存のオノマトペから新たに作成されたオノマトペのイメージを推定することで受け手がどう感じるかを判定することができれば,独創性がありかつ伝わりやすいオノマトペを創作する一助となるのではないかと考えられる.これまでにオノマトペにあるとされる音象徴性を用いてオノマトペを適切な意味的用法に分類することを試みられてきた.本研究ではオノマトペの意味的用法分類についての一調査として,擬態語に注目して分類実験を行った結果について報告する.
そこで,既存のオノマトペから新たに作成されたオノマトペのイメージを推定することで受け手がどう感じるかを判定することができれば,独創性がありかつ伝わりやすいオノマトペを創作する一助となるのではないかと考えられる.これまでにオノマトペにあるとされる音象徴性を用いてオノマトペを適切な意味的用法に分類することを試みられてきた.本研究ではオノマトペの意味的用法分類についての一調査として,擬態語に注目して分類実験を行った結果について報告する.