2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[1E4-J-12] ヒューマンインタフェース・教育支援: 身体と運動

2019年6月4日(火) 17:20 〜 18:40 E会場 (301A 中会議室)

座長:稲葉 通将(電気通信大学) 評者:西原 陽子(立命館大学)

18:20 〜 18:40

[1E4-J-12-04] Model Human Processorと運動準備電位の出現位置の比較と検討

〇清水 菜々子1、東野 利貴2、曽我 真人1 (1. 和歌山大学、2. 大阪大学)

キーワード:モデル・ヒューマン・プロセッサ、運動準備電位、脳波

ヒューマン・コンピュータ・インタフェースを考えるにあたって,人間がどのように認識・判断・行動を行っているのかを知ることが重要となる.そこで,人間の認知処理過程をモデル化したものに,Cardらのモデル・ヒューマン・プロセッサ(MHP)がある.しかし,このMHPは経験則から処理時間を予測したものであり,脳活動の側面からはあまり検討されていない.本研究では,特徴的な脳波である運動準備電位(RP)に着目し,基本的ユーザ・パフォーマンスを行っているときの脳波を計測することで,脳活動の側面から検証を行った.実験の結果,MHPは特徴的な脳活動であるRPの側面からも概ね説明できることが分かった.