2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[1N2-J-9] 自然言語処理・情報検索: 対話

2019年6月4日(火) 13:20 〜 15:00 N会場 (1F 展示ホール右奥)

座長:土田 正明(コトバデザイン) 評者:岡嶋 穣(NEC)

13:40 〜 14:00

[1N2-J-9-02] 文脈を考慮した対話のニューラルネットワークモデルの日本語注文対話への適用

〇村山 友理1、小林 一郎2、森田 武史3、中野 有紀子4、山口 高平3 (1. お茶の水女子大学大学院、2. お茶の水女子大学、3. 慶應義塾大学、4. 成蹊大学)

キーワード:質問応答、ニューラルネットワーク

近年,文脈を考慮した対話における記憶装置付きニューラルネットワークモデルとして様々なモデルが提案されている.本研究では,ロボット喫茶店の実現を目指し,喫茶店における注文対話に取り組んでおり,注文対話の課題として,複数の人からの注文や注文の変更,注文の確認などが挙げられる.この課題を解くには客の発言の記録や,文脈を理解していることが必要であり,注文対話の処理にニューラルネットワークモデルを適用することを考えた.適用するにあたり,日本語の注文対話データセットを作成し,それについて実験を行なった.結果は,誤り率として低い値を得ることができた.