14:20 〜 14:40
[1N2-J-9-04] 対話システムにおける履歴を考慮した応答の対話行為推定
キーワード:対話、テキスト分類、自然言語処理
対話システムにおいて深層学習を用いた手法が盛んに研究されている.
そのような手法は人手による応答ルールやパターンの設計を行わずに応答を生成できるという利点があるが,
一方で,応答生成のメカニズムがブラックボックスになるという欠点がある.
その問題を解決するために,解釈可能な応答生成モデルが必要である.
そこで,本研究では対話行為に着目し,対話の履歴を用いて次の応答の対話行為を推定する手法を提案する.
Switch Board Dialogue Act コーパスを用いて評価実験を行った結果,
既存手法と比較してF値のマクロ平均,全体のAccuracyそれぞれにおいて8.6%,および1.2%精度が向上することを示した.
そのような手法は人手による応答ルールやパターンの設計を行わずに応答を生成できるという利点があるが,
一方で,応答生成のメカニズムがブラックボックスになるという欠点がある.
その問題を解決するために,解釈可能な応答生成モデルが必要である.
そこで,本研究では対話行為に着目し,対話の履歴を用いて次の応答の対話行為を推定する手法を提案する.
Switch Board Dialogue Act コーパスを用いて評価実験を行った結果,
既存手法と比較してF値のマクロ平均,全体のAccuracyそれぞれにおいて8.6%,および1.2%精度が向上することを示した.