2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[1N3-J-9] 自然言語処理・情報検索: 理解

2019年6月4日(火) 15:20 〜 16:40 N会場 (1F 展示ホール右奥)

座長:岡本 昌之(トヨタ自動車株式会社) 評者:伊藤 雅弘(株式会社東芝)

15:20 〜 15:40

[1N3-J-9-01] 共起語の類似度と時刻分布を利用した文書集合からの変化記述の対象抽出の試み

〇田中 克明1 (1. 埼玉工業大学)

キーワード:時系列文書、テキストマイニング

本稿では、文書集合を、異なる対象への行為を記録した多様性記述型の文書集合と、同一とみなせる対象への行為を記録した変化記述型の文書集合からなると考え、変化記述型の文書集合の対象の抽出を試みた。
変化記述型の文書集合は、対象への記述の類似度が高く作成時刻が異なる文書からなると考え、対象を示す単語に対する共起語間の類似度が高く、出現時刻の分布が異なる単語を求め、評価を行った。
これにより、変化記述型の対象の抽出が行えることを確認した。