2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[1O2-J-12] ヒューマンインタフェース・教育支援: 情報ナビゲーション

2019年6月4日(火) 13:20 〜 14:40 O会場 (1F 展示ホール左奥)

座長:松原 行宏(広島市立大学大学院) 評者:倉山 めぐみ(函館高専)

13:40 〜 14:00

[1O2-J-12-02] ユーザの閲覧行動に基づきパノラマ画像データを選択する適応型ストリートビューの開発

〇里形 理興1、滝口 啓介1、福地 庸介1、今井 倫太1 (1. 慶應義塾大学大学院 理工学研究科)

キーワード:ストリートビュー、パーソナライゼーション、興味度推定

ストリートビューを用いることで,平面の地図では得られない景観情報を得ることができる.
しかし,パノラマ画像の配置間隔が粗いことによって,ユーザが見たい場所が見づらくなる問題に対処する必要がある.
本研究では,ユーザの地点への興味の大きさに比例するようにパノラマ画像データを表示する適応型ストリートビューを作ることを目的として,
ストリートビューに内のユーザ操作から推定した興味度に基づいて,ばねモデルを用いて表示パノラマ画像データを選択する手法ALPSを提案する.
実験では,ALPSを用いたストリートビューを実験参加者に複数のタスクのもとで使用させ,結果,ユーザの興味に沿ったパノラマ画像配置が実現できていることを確認した.