2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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オーガナイズドセッション » [OS] OS-16 臨床の知

[2K4-OS-16a] 臨床の知(1)

2019年6月5日(水) 15:20 〜 16:40 K会場 (201A 中会議室)

諏訪 正樹(慶應義塾大学)、藤井 晴行(東京工業大学)、加藤 文俊(慶應義塾大学)

15:20 〜 15:40

[2K4-OS-16a-01] 人工知能社会における子どものためのヘルスケアコンテンツとしての鬼ごっこに関する考察

〇平峯 佑志1,2 (1. 一般社団法人鬼ごっこ協会、2. 鬼ごっこ総合研究所)

キーワード:鬼ごっこ、子ども、ヘルスケア

この論文は、人工知能社会における子どものためのヘルスケアの課題について、著者の鬼ごっこというコンテンツを活用した実践活動を通じて考察を深めている内容を論じている。鬼ごっこは、幼少期には誰もが取り組んできた伝承的な遊びである。現代の日本では、子どもの体力低下やスポーツの人口減少が進んでいると言われ、鬼ごっこなどの身体使う遊びの数は減ってきている。しかし、モバイル端末やゲーム機器などの発展は著しい。本論文では、これからの人工知能の発達していく社会においては、鬼ごっこという身体的な遊びを、現代の社会的必要性に合わせて価値創造をしていくことが大切であると結論付けた。