2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[3K3-J-2] 機械学習: 基礎モデルの分析と検証

2019年6月6日(木) 13:50 〜 15:30 K会場 (201A 中会議室)

座長:鈴木 雅大(東京大学) 評者:小山 聡(北海道大学)

14:10 〜 14:30

[3K3-J-2-02] ランダムフォレストにおけるノード数と木数の関係

〇熊野 颯1、阿久津 達也1 (1. 京都大学)

キーワード:ランダムフォレスト 、表現能力、効率性

従来から、機械学習モデルの表現能力に関する研究が行われてきた。例えば、ニューラルネットワークにおいては、ネットワークの深さによってノード数の観点から効率よく関数を表現できる場合があることが知られている。一方、ランダムフォレストにおけるノード数に関する効率性の有無は不明である。そこで、本研究ではランダムフォレストにおけるノード数に関する効率性の有無について考察する。まず、ランダムフォレストはニューラルネットワークと全く同種の効率性は持たないことを示す。次に、ランダムフォレストを構成する決定木の本数からノード数に関する効率性が生じる場合があることを示す。