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[1J4-GS-9a-01] 擬人化エージェントとの同期運動が身体活動の印象に与える影響に関する検討
キーワード:同期運動、協調、運動、リハビリテーション、ヒューマンエージェントインタラクション
同期運動によって結びつきが強化され,相手に対してポジティブな印象を抱き,関連する行動が引き出されると考えられている.本研究では,人同士で確認されているそのような知見に基づき,擬人化エージェントとの同期運動がエージェントと行う身体活動の印象や行動に与える影響について実験的に検討した.我々は,リハビリテーションやトレーニングの場面を想定し,参加者にメトロノームの音に合わせて擬人化エージェントと起立・着席運動を行わせる課題を実施した.その際,先行研究 (市川・鍾・喜古・秋吉, 2021) の主な検討事項を考慮し,Kinect を用いて擬人化エージェントが人の運動を認識して動くように実装した.結果,同期条件では非同期条件に比べて,身体活動における擬人化エージェントの積極的な利用に関してポジティブな印象を抱くことが示された.本発表では,実験結果を社会応用と関連づけて議論する予定である.
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