2021年度 人工知能学会全国大会(第35回)

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[1J4-GS-9a] ヒューマンインタフェース:分析・評価

2021年6月8日(火) 17:20 〜 19:00 J会場 (GS会場 5)

座長:下川原 英理(東京都立大学)

18:20 〜 18:40

[1J4-GS-9a-04] 色、単語、形状の対応関係の分析とデザインにおけるその有用性の検討

〇福島 誠1、北原 隆幸2、江下 就介2、福原 寛重2 (1. 有限責任監査法人トーマツ、2. ソニーデザインコンサルティング株式会社)

キーワード:デザイン、色、言語

デザイナーによって生み出される表現物は、美的に整っているだけではなく、機能的な意味を果たすことが必要とされる。色彩はデザインにおいて機能的にも美的にも重要な役割を果たす一つの要素である。よってデザインにおける配色では、色と結びついている情報を把握することが、機能的な意味を果す表現物を創り出す為に有用となると考えられる。本研究では、人が色から連想する様々なカテゴリーに渡る言語表現や形状を明らかにし、デザインに利用することを目的とし、色と単語や形状との結びつきについて、1万人以上の対象者から選択肢回答形式のアンケートによりデータを収集した。多変量解析により、このデータから複数の異なる意味カテゴリーに渡る単語、形状、色の結びつきを2次元マップとして表現し、その位相構造を示すことができた。これを利用して、複数の色の組み合わせについての言語表現をword2vecのベクトル和によって生成する手法を提案し、デザイン支援における有用性を議論する。

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