2021年度 人工知能学会全国大会(第35回)

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[1J4-GS-9a] ヒューマンインタフェース:分析・評価

2021年6月8日(火) 17:20 〜 19:00 J会場 (GS会場 5)

座長:下川原 英理(東京都立大学)

18:40 〜 19:00

[1J4-GS-9a-05] 項目露出を考慮した整数計画法による等質テスト構成

〇植野 晶1、渕本 壱真1、植野 真臣1 (1. 電気通信大学)

キーワード:e テスティング、項目反応理論、等質テスト自動構成、最大クリーク問題、整数計画法

近年,異なる項目から構成されるが,同一精度で測定可能な「等質テスト」の必要性が高まっている.しかしながら等質テスト構成において項目露出の偏りがしばしば生じる.この問題により,項目とテストの信頼性が失われることが知られている.そのため項目露出の頻度は一様に分布していることが望ましい.これを実現するために本研究では項目露出を考慮した整数計画法による等質テスト構成を提案する.本提案手法ではテスト構成時に多く露出している項目をアイテムバンクから除外することで,項目露出の偏りを考慮し改善した.提案手法の有効性をシミュレーションと実データを用いた実験により示した.

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