14:40 〜 15:00
[2F3-GS-10g-05] 英和相互訳学習支援を指向したルールベース翻訳プロセスの外在化による統語規則の違いの顕在化
キーワード:第二言語学習、統語規則の違いの顕在化、ルールベース翻訳、5文型、和文英文相互変換
英語学習・日本語学習の初歩段階における重大な難しさの一つとして,英和それぞれの統合規則の違いがあると指摘されている.本研究は,この違いを外在化し,学習対象化することを目指したものである.
その手段の1つとして,ルールベースの機械翻訳モデルを用いる.機械翻訳はルールベースとコーパスベースがあり,現在主流の統計的機械翻訳やニューラル機械翻訳は後者である.ルールベースは翻訳精度において統計的翻訳より劣っているとされているが,その翻訳プロセスが人にとって解釈可能であるという利点を持つ.この点を初学者向けに活用しようとする試みが本研究である.
本研究では,ルールベース方式の機械翻訳のモデルを学習者に経験させるシステムを設計・開発することで,学習者の和文英訳・英文和訳の理解を促進することを目的とする.文法には例外も多いため,本研究では扱う対象とする英文を5文型の形式で表現できる範囲に制限する.ここでは,設計・開発したシステムと,大学生及び英語教員による試験的利用の結果,高校生による実践的利用の結果を報告する.
その手段の1つとして,ルールベースの機械翻訳モデルを用いる.機械翻訳はルールベースとコーパスベースがあり,現在主流の統計的機械翻訳やニューラル機械翻訳は後者である.ルールベースは翻訳精度において統計的翻訳より劣っているとされているが,その翻訳プロセスが人にとって解釈可能であるという利点を持つ.この点を初学者向けに活用しようとする試みが本研究である.
本研究では,ルールベース方式の機械翻訳のモデルを学習者に経験させるシステムを設計・開発することで,学習者の和文英訳・英文和訳の理解を促進することを目的とする.文法には例外も多いため,本研究では扱う対象とする英文を5文型の形式で表現できる範囲に制限する.ここでは,設計・開発したシステムと,大学生及び英語教員による試験的利用の結果,高校生による実践的利用の結果を報告する.
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