2021年度 人工知能学会全国大会(第35回)

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[2H1-GS-3a] 知識の利用:基礎

2021年6月9日(水) 09:00 〜 10:40 H会場 (GS 会場 3)

座長:坂本 孝文(静岡大学)

09:00 〜 09:20

[2H1-GS-3a-01] 第3回ナレッジグラフ推論チャレンジ2020開催報告

説明性のある人工知能システムを目指して

〇古崎 晃司1,2、江上 周作2、松下 京群3、鵜飼 孝典3、川村 隆浩4,2 (1. 大阪電気通信大学、2. 産業技術総合研究所、3. 富士通研究所、4. 農業・食品産業技術総合研究機構)

キーワード:ナレッジグラフ、説明可能性、機械学習、推論

本発表では,第3回ナレッジグラフ推論チャレンジについて報告する.
近年,さまざまな社会システムにAI技術が組み込まれつつあるが,そうしたシステムを安心・安全に使っていくため,AIによる判断・動作を適切に説明する技術が重視されている.
そこで,本会セマンティックWebとオントロジー研究会では,データセットとしてシャーロック・ホームズの小説を題材としたナレッジグラフを構築,公開し,説明付きで犯人を当てる(推論または推定する)技術を募集するコンテストを2018年よりスタートした.
本発表では,3回目となる2020年度のチャレンジの概要について述べた後,過去3回の応募作品を通して説明可能性を実現するためのAI技術について概観する.
最後に,2021年に予定している次回チャレンジの計画について紹介する.

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