2021年度 人工知能学会全国大会(第35回)

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[2H4-GS-3c] 知識の利用:社会システム

2021年6月9日(水) 15:20 〜 17:00 H会場 (GS 会場 3)

座長:長野 伸一(東芝)

15:20 〜 15:40

[2H4-GS-3c-01] 点検サービスにおける熟練者知識の構造化

〇伊集院 幸輝1、小早川 真衣子2、鎌田 政智3、石井 翔太3、西村 拓一1 (1. 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 、2. 千葉工業大学、3. 三菱重工業株式会社)

キーワード:知識構造化、知識伝承、製造業

熟練者の定年退職による知識流出を背景に,製造業において熟練者の知識を集約し,人材育成やヒューマンエラーの予防に活用できる技術が求められている.本研究は,製造業現場における熟練者の知識伝承を支援するため,中堅従業員による熟練者へのヒアリングを通じた知識構造化の手法を提案した.本提案手法は,ファシリテータの質問生成方法を解析して得られた質問生成の観点を考慮した質問生成支援シートを作成し,中堅従業員による熟練者へのヒアリングを通じて,熟練者知識を取り込んだ構造化知識に構築するものである.本研究では,製造業現場における品質管理・点検業務に関する10件の業務内容について知識構造化ヒアリングを実施した.その結果,従来の外部ファシリテータが介入したワークショップ形式と比べ,1件の業務について要する時間の短縮と,知識取得率の向上が見られた.これらの結果から,従来の手法と比べ,より現場主体での実施が可能であり,効率的な熟練者知識の体系化に寄与する可能性を示した.今後は,ヒアリングの事前準備を含めたヒアリング支援システムを構築し,さらに継続的な知識構造化を行える環境構築に向けた取り組みを行う.

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