2021年度 人工知能学会全国大会(第35回)

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オーガナイズドセッション

オーガナイズドセッション » OS-5 グループインタラクションとAI

[3E1-OS-5a] グループインタラクションとAI(1/2)

2021年6月10日(木) 09:00 〜 10:40 E会場 (OS会場 3)

座長:岡田 将吾(北陸先端科学技術大学院大学)

09:00 〜 09:20

[3E1-OS-5a-01] 統一プロトコルによるグループディスカッションにおけるマルチモーダルデータ収集

〇酒井 元気1、大村 廉2、岡田 将吾3、酒造 正樹1、諏訪 博彦4、瀬川 典久5、藤波 香織6、村尾 和哉7、湯浅 将英8 (1. 東京電機大学、2. 豊橋技術科学大学、3. 北陸先端科学技術大学院大学、4. 奈良先端科学技術大学院大学、5. 京都産業大学、6. 東京農工大学、7. 立命館大学、8. 湘南工科大学)

キーワード:グループディスカッション、マルチモーダルセンサ、人工知能

近年、学生のマルチモーダルデータの収集、分析により、効果的学習支援を目的としたシステムの研究開発が活発である。それら研究では、単独、少数大学で独自の実験プロトコルでデータ収集を行うことが一般的である。それらは、大規模データを収集しているが、各研究で独自のプロトコルに基づく実験を行っているため、より多くの教育機関での活用を目指した標準化は困難である。本研究では、グループディスカッション(GD)に注目し、生産的GD実現のための支援システム構築を目的にマルチモーダルデータ収集を行っている。但し、独自プロトコルによるデータ収集の問題を踏まえ、複数大学でコンソーシアムを結成し、統一プロトコルで学生のマルチモーダル情報を取得することで、偏りのない、大規模なデータ収集を目指すところに本研究の特徴がある。現在、8大学で統一プロトコルにより、グレインストーミング、合意形成型GDのデータを収集しており、聞き手の感情を予測法等の研究が進んでいる。今後、より多くの大学で学生のデータを収集・分析し、参加者の支援が必要な点を明らかにして,人工知能技術・インタラクション技術によるGD支援システムの構築を目指したい。

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