2021年度 人工知能学会全国大会(第35回)

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[3H1-GS-3d] 知識の利用:オントロジー

2021年6月10日(木) 09:00 〜 10:40 H会場 (GS 会場 3)

座長:大向 一輝(東京大学)

09:20 〜 09:40

[3H1-GS-3d-02] 行動と空間の状態に着目したCOVID-19感染リスクオントロジーの提案

〇江上 周作1、大向 一輝2、山本 泰智3、神崎 正英4、野本 昌子5、坂根 昌一6、伊藤 真和吏7、網 淳子8、奥村 貴史9,10 (1. 産業技術総合研究所、2. 東京大学、3. ライフサイエンス統合データベースセンター、4. ゼノン・リミテッド・パートナーズ、5. 理化学研究所、6. シスコシステムズ合同会社、7. PLOD info、8. WIDE project、9. 北見工業大学、10. 国立保健医療科学院)

キーワード:オントロジー、セマンティックWeb、COVID-19、推論、ナレッジグラフ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止に向けて,政府より「3つの密(三密)」「5つの場面」が提言されている.これらの標語・指標に基づいて,個別の行動事例のリスクを評価するためには,行動履歴情報,空間情報,およびそれらの知識の定義が必要となる.本研究では,感染症患者に対する聞き取り調査で得られる行動履歴情報を用いて,その行動における三密の度合いを推論可能なオントロジーを提案する.推論結果は,公衆衛生当局における追跡調査業務の省力化や,実データとの照合による,感染に結びつく行動の分析などに応用できると考えられる.本稿では,提案オントロジーの実運用に向けたシナリオの検討と課題を述べる.

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