2021年度 人工知能学会全国大会(第35回)

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[3H4-GS-11a] AIと社会:ナッジ

2021年6月10日(木) 15:20 〜 16:40 H会場 (GS 会場 3)

座長:平嶋 宗(広島大学)

15:40 〜 16:00

[3H4-GS-11a-02] ファクトチェックアラートの有効性の検証

AI時代における誤情報拡散防止の取り組み

竹田 悠人1、滝口 桐矢1、西谷 陽佳1、前田 ひなた1、〇森川 裕介1 (1. 同志社大学商学部)

キーワード:ファクトチェック、ナッジ、情報拡散、人工知能

本研究の目的はファクトチェックアラートの有効性について検証したものである。近年、AIによるニュースの自動生成技術の向上や、さまざまなメディアを利活用できる環境などにより、より多くの情報を得られるようになった。それに伴い、誤情報の拡散についての問題が深刻化しているため、現在までファクトチェックを促す役割としてのアラート機能についてさまざまな実験・研究が行われてきた。しかし、特に非常時や災害時においては、共有される情報が人々の不安を高める場合や情報の重要性が高い場合が多い。また、そのような社会不安のある状況下においては、他者の役に立ちたいという善意の気持ちも誘発される。そのため、今回は、誤情報を含む様々な情報の拡散要因が多い状況下において、先行研究で検証されてきたファクトチェックアラートの機能が効果的であるのかについてサーベイ実験を用いて検証を行った。本研究の結果は今後の、人工知能(AI)が発達しさまざまな情報が利活用される時代における誤情報拡散防止のための研究や取り組みに示唆を与える。

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