11:00 AM - 12:40 PM
[3K2-SS-1-01] 観点に基づく研究のデザイン~主観から客観へ~
今日の学術研究の文脈では,相互評価(ピアレビュー)は,学問の積み上げの根幹をなす仕組みとなっています.このとき,自身が大事だと思う個人的な評価観点(主観)と,相対的に多くの読者による合意が容易である,共通化された評価観点(客観)の2つの観点が存在します.
研究成果の刊行を目的とした研究サイクルの中では,個人の研究テーマの創出およびそれらに対する興味や独創性に基づく主観的な洗練を経たのち,最終的には他者による客観的な評価にさらされることになります.このとき,新たに創出された主観と価値判断の共有された客観との間のバランスをとることが重要だと考えられます.したがって,研究者は各々の研究テーマに対する主観を大事にして研究を進めるとともに,自分の成果物に対する多様な客観的評価もまた考慮して研究をデザインしていくことが求められます.
そこで今年度の学生企画では,将来,AI研究者となる学生や若手研究者が独創的な研究遂行とその公表していくために,研究デザインにおける主観と客観の位置付けを見つめ直す機会を創出します.
研究成果の刊行を目的とした研究サイクルの中では,個人の研究テーマの創出およびそれらに対する興味や独創性に基づく主観的な洗練を経たのち,最終的には他者による客観的な評価にさらされることになります.このとき,新たに創出された主観と価値判断の共有された客観との間のバランスをとることが重要だと考えられます.したがって,研究者は各々の研究テーマに対する主観を大事にして研究を進めるとともに,自分の成果物に対する多様な客観的評価もまた考慮して研究をデザインしていくことが求められます.
そこで今年度の学生企画では,将来,AI研究者となる学生や若手研究者が独創的な研究遂行とその公表していくために,研究デザインにおける主観と客観の位置付けを見つめ直す機会を創出します.
Authentication for paper PDF access
A password is required to view paper PDFs. If you are a registered participant, please log on the site from Participant Log In.
You could view the PDF with entering the PDF viewing password bellow.