14:00 〜 14:20
[4D3-OS-4b-02] 生体信号を用いたマルチモーダル概念形成
キーワード:生体信号、カテゴリ形成
人は,身体を通して様々な感覚信号を受け取っている.感覚信号は外受容感覚,内受容感覚,固有感覚に分類され,これらの統合的な構造化が人間の感情を含む知能の基盤となると考えられる.しかし,これらの感覚信号を継続的に計測する困難さもあり,実際の感覚信号を用いた感情や認知モデルの構築に関する研究は少ないのが現状である.そこで本研究では,Sensoroidと呼ぶウェアラブルセンサシステムを導入することで,実際の人を通して感覚信号をセンシングする.そして,得られた信号に対して機械学習手法を適用することで,情報の統合的な構造化を試みる.さらにこうして構造化された空間を解析することで,人が構築する概念空間を再現できる可能性について議論する.本研究では特に,摂食タスクで得られた信号を基に概念形成を行い,摂食外のタスクで得られた信号がどのように知覚されるかについて,被験者の主観的評価を含め検討した.
講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。