15:40 〜 16:00
[4E4-OS-11d-01] 商品主体推薦:ユーザが選んだ商品による他商品の推薦システム
キーワード:商品推薦、信頼感、擬人化、購買行動、ヒューマンエージェントインタラクション
近年,商業施設などで,対話エージェントを利用した商品推薦システムが活用されている.そのようなエージェントがユーザの購買を促進する際に,ユーザとの関係性を構築することは重要である.しかし,ユーザの通常の購買行動を妨げるようなインタラクションは,ユーザに負担や不快感を与え,かえって推薦効果を低下させる可能性がある.
そこで本研究は,ユーザが選んだ商品がエージェントになり他の商品の推薦を行う「商品主体推薦」を提案する.
本システムでは,ユーザが選んだ商品が動きを伴う音声によって他の商品を推薦する.一般的に好意や愛着などの感情は商品選択に影響する.ユーザが選んだ商品がエージェントになることにより,ユーザの商品への感情が直接エージェントとの信頼関係に結びつき,推薦の受容性が高まると仮定した.
複数の商品の中から特定の商品を推薦する予備実験の結果,本システムでは,音声広告などと比較し,推薦を理由にその商品を選ぶユーザの割合が増加し,本システムが有効に働く傾向が伺えた.これらの結果は,購買行動の促進を目的とした商品推薦システムとして,大きな可能性を示していると考える.
そこで本研究は,ユーザが選んだ商品がエージェントになり他の商品の推薦を行う「商品主体推薦」を提案する.
本システムでは,ユーザが選んだ商品が動きを伴う音声によって他の商品を推薦する.一般的に好意や愛着などの感情は商品選択に影響する.ユーザが選んだ商品がエージェントになることにより,ユーザの商品への感情が直接エージェントとの信頼関係に結びつき,推薦の受容性が高まると仮定した.
複数の商品の中から特定の商品を推薦する予備実験の結果,本システムでは,音声広告などと比較し,推薦を理由にその商品を選ぶユーザの割合が増加し,本システムが有効に働く傾向が伺えた.これらの結果は,購買行動の促進を目的とした商品推薦システムとして,大きな可能性を示していると考える.
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