[2G5-OS-18a] 脳波から音声言語情報を抽出・識別・利用する(1/2)

[2G5-OS-18a-04] 脳波データ用音節ラべリングツールの改良

〇田口 亮¹、新田 恒雄² (1. 名古屋工業大学、2. 豊橋技術科学大学)

キーワード：脳波、音声想起、アノテーションツール

近年，統計的機械学習や深層学習の技術を用いて，想起した言語情報を脳波からデコードする研究が行われている．学習には多くの教師ラベル付きデータが必要となるが，このような課題に適したラベリングツールは存在していない．我々は，学習データセットの構築を効率化するため，音声想起用ラべリングツールの開発を進めている．前報では，Hidden Markov Modelの音節アライメントを用いた半自動ラベリング機能の実現可能性について報告した．本報では，部分空間法や深層学習により算出された音節の類似度系列を用いたラベリング支援機能について報告する．