2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

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オーガナイズドセッション » OS-11 AIとデモクラシー

[2H6-OS-11b] AIとデモクラシー(2/2)

2022年6月15日(水) 17:20 〜 19:00 H会場 (Room H)

オーガナイザ:伊藤 孝行(京都大学)[現地]、大沼 進(北海道大学)、松尾 徳朗(産業技術大学院大学)、白松 俊(名古屋工業大学)

17:20 〜 18:00

[2H6-OS-11b-01] (OS招待講演) 21世紀の民主制を実現するコミュニケーションデザイン-『PoliNeCo!』

インターネットやAIが実装された世界で、人々の意思を社会に反映させるメディアデザイン

〇岩田 崇1 (1. 株式会社ハンマーバード)

キーワード:民主主義、合意形成、輿論、国民主権

最高権力である主権が国民にありながら「国民的議論」はインターネットとAIが日常的になった現代でも実現していません。
このままではデータが人を使役するデータ駆動社会という名のディストピアになることが危惧されます。
これからの世界には、個々人が先入観や誤解ではなく、データやファクトを知り、学び、考えた上での意思表示を行い社会運営に反映することで、データに対して人の意思が優越する環境構築が不可欠です。
しかし、現在のテレビや新聞、ネットなどのメディアにはこのような機能はありません。
ゆえに、21世紀の民主制を実現するには新しいコミュニケーションデザインが不可欠です。
その具体化が『PoliNeCo!』(ポリネコ!:Political Needs Coordinator )です。人々がブラウザ上で、データやファクトを知り、学び、考え、意思表示し、その結果を他の回答者や国会議員等の回答との相互参照を繰り返すことで、立場などで異なる認知のギャップを最小化し、エビデンスに基づく人の意思(輿論)を社会運営に反映するコミュニケーションデザインです。

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