2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

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[4M1-GS-10] AI応用:医療

2022年6月17日(金) 10:00 〜 11:40 M会場 (Room B-2)

座長:石畠 正和(NTT)[現地]

11:20 〜 11:40

[4M1-GS-10-05] CT血管造影検査におけるテスト造影ピーク時間の静的身体情報を用いた推定手法の検討

〇大槻 寿英1、五十峯 旭1、坂本 和翔2、最所 誉2、横井 宏佳2、山川 俊貴1 (1. 熊本大学、2. 福岡山王病院)

キーワード:造影効果、機械学習、CT検査、血管造影検査

コンピュータ断層撮影(Computed tomography; CT)検査は、物体を透過したX線の量を測定し、その断面画像を得る検査であり、一般に造影剤を使用しない単純検査と、造影剤を使用する造影検査がある。造影検査において撮影タイミングは、十分な造影効果を得るための重要な要素であり、テストスキャンを行うことによって決定している。 本研究では、患者の身体情報を用いて造影剤のピーク到達時間を予測することでテストスキャンを省略し、患者への被ばく線量を低減することを目的として、予測モデルの構築と性能の評価を行った。予測モデルの検証用データに対するをMean absolute error (MAE) は1.281であった。さらに、予測に大きく貢献した特徴量とピーク到達時間との関係は、先行研究の結果と一致した。

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