2023年度 人工知能学会全国大会(第37回)

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オーガナイズドセッション

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[2H4-OS-3b] 計算社会科学

2023年6月7日(水) 13:30 〜 15:10 H会場 (中会議室 B1)

オーガナイザ:鳥海 不二夫、榊 剛史、笹原 和俊、瀧川 裕貴、吉田 光男

14:10 〜 14:30

[2H4-OS-3b-02] LIWCを適用したInstagram広告の訴求定量化とCTRに与える影響の分析

〇井上 健二郎1、吉田 光男1 (1. 筑波大学)

キーワード:インターネット広告、LIWC、インスタグラム、テキストマイニング、クリック率

インターネット広告の成長は著しく,中でもディスプレイ広告の日本国内の市場規模は,インターネット広告全体の3分の1を占める.ディスプレイ広告は画像とテキストで構成され,広告主は広告を通じて消費者と接触し,購買を促すことで売上収益を最大化する.商品の均質化とニーズの多様化が進む現代社会では,広告による消費者心理への訴求がますます重要となっている.しかし,どのような訴求が消費者心理に影響を与えるかは十分に明らかでない.本研究では,ディスプレイ広告の一つであるInstagram広告で実際に配信された,Health products(健康食品)とCosmetics(化粧品)の広告テキストを,LIWC(Linguistic Inquiry and Word Count)を適用することで訴求を定量化し,CTRとの相関を分析した.その結果,消費者の不安や危機感を喚起するネガティブな訴求がCTRと関係していることがわかった.

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