2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[2Q6-GS-11] AIと社会:

2024年5月29日(水) 17:30 〜 19:10 Q会場 (402会議室)

座長:廣川 暢一(日本電気株式会社)

18:10 〜 18:30

[2Q6-GS-11-03] コミュニティ再生のための包摂的アプローチと支援システムの開発

コミュニティデジタルツインを活用したリフレクションとリフレーム支援

○本村 陽一1、櫻井 瑛一1、山下 和也1、井上 恵1、神田 昌幸2、脇濱 直樹2、中野 伊吹2、田邊 解3、塚尾 晶子4、宮田 真一4、千々木 祥子4、二瓶 美里5、小野 敬済5、コスタンティーニ ヒロコ5 (1. 産業技術総合研究所、2. 大和ハウス工業、3. つくばウエルネスリサーチ、4. 筑波大学、5. 東京大学)

キーワード:確率モデリング、コミュニティ、包摂性、リフレクション、リフレーム

内閣府SIPプロジェクト「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」において希薄化するコミュニティの問題に対するコミュニティ再生を支援する技術開発が行われている。本発表では、大和ハウス工業の戸建て団地ネオポリスを実証フィールドとしたコミュニティ再生において、孤立・孤独リスクを持つ生活者(当事者)に関与する「世話役」や「中間法人」を介在して介入を行う「包摂的アプローチ」の必要性について述べる。さらに「包摂的アプローチ」を支援する支援技術の要件として、1)介入を支援しながらその結果をデータとして集積し、2)そのデータから関係者が共通認識を持つことのできる振り返り(リフレクション)を支援し、3)意識変容・行動変容(リフレーム)を促す、という3点に注目する。このリフレクションとリフレームのために生活者の意識や行動を模擬するデジタルツイン(生活者やコミュニティのデジタルツイン)を活用した支援システムのプロトタイプ開発と、地域でのイベントにおける実証実験について報告する。

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