[3Xin2] ポスターセッション1

[3Xin2-54] 言語による定量的推論の大規模言語モデルへの導入

〇伊東 恵美¹、小林 一郎¹ (1.お茶の水女子大学)

キーワード：大規模言語モデル、ファジィ推論

本研究は，実世界に対応した定量的推論（特にファジィ推論）機能を大規模言語モデルに組み込むことを目的とし，二つの物体が衝突する際の環境の状態・物体の条件を与えて、条件に応じた衝突後の状態が自然言語で推論可能であることを示す． 衝突後の状態として推論される帰結の物理状態を自然言語で表現すると同時に、大規模言語モデルを用いて文脈を捉えることにより、定量的な状態変化を表す言語表現に対応するメンバーシップ関数を推定することが可能になった。