2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[4E1-GS-8] ロボットと実世界:

2024年5月31日(金) 09:00 〜 10:40 E会場 (イベントホール仮設3)

座長:岩田健輔(大阪大学)[[オンライン]]

10:20 〜 10:40

[4E1-GS-8-05] 臨床心理士が知能検査を訓練できるロボットの基礎的検討

〇石川 育恵1、ジメネス フェリックス2、三谷 真優3、中島 卓裕4、吉田 翔子5 (1. 愛知県立大学大学院情報科学研究科、2. 愛知県立大学情報科学部、3. 名古屋大学心の発達支援研究実践センター、4. 名古屋学芸大学ヒューマンケア学部、5. 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院)

キーワード:臨床心理士、児童型ロボット、知能検査

近年,通常学級における発達障害児の割合増加に伴い、臨床心理士の需要も増加している。知能検査の実施訓練では、児童を対象とした実演や大人同士のロールプレイングで児童を演じて訓練している。しかしながら、訓練対象者を常に確保するのが困難であるため、臨床心理士は十分な訓練を実施できない。そこで本研究では、臨床心理士から知能検査を受ける児童型ロボット(以下、提案ロボット)を開発する。提案ロボットには,知能検査を受けている児童と同様な発話内容が搭載されている.臨床心理士はロボットとの会話を通して知能検査を訓練する.本稿では,臨床心理士の提案ロボットとの訓練に対する印象を調査する.臨床心理士に対してアンケート調査を実施したところ,提案ロボットとの訓練は,「魅力度」「効率度」「新規性」の観点から好印象であると示された.

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