2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[4Xin2] ポスターセッション2

2024年5月31日(金) 12:00 〜 13:40 X会場 (イベントホール1)

[4Xin2-102] 柔軟な応対が求められる対話タスクでの動的スロットを用いた対話整合性向上

〇駒田 啓伍1、阿部 香央莉2,3、守屋 彰二1、鈴木 潤1,3 (1.東北大学、2.マシンラーニング・ソリューションズ株式会社、3.理化学研究所)

キーワード:対話、GPT、スロット

対話システムにおいて長期間に分かる発話の整合性を保つことは現在の技術でも容易ではない。
タスクが事前定義できる場面において、タスク遂行に必要な項目の記録領域(Slot)を事前定義し、対話の進行に合わせてSlotを更新することにより、長期間の整合性を向上させる方法が提案されている(Slot-filling)。
本研究の目的は、従来法では対応が困難な、対話の状況変化に目的設定を合わせていく必要のある場合(職業訓練でのロールプレイ・TRPGなど)において、長期間の整合性を保つ方法を提案することである。
本研究では、TRPGのゲームマスターを題材とし、外部に置く動的なSlotとしてGPTの出力を利用したシステムを作成し、その効果を実証した。
結果から、整合性において提案法が優位であることが示せた。

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