2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[2D5-GS-9] ヒューマンインタフェース:

2025年5月28日(水) 15:40 〜 17:20 D会場 (会議室1202)

座長:杭 陳琳(国立情報学研究所)

16:00 〜 16:20

[2D5-GS-9-02] アバタージェスチャのマルチモーダルスタイル変換によるユーザ印象への影響

高橋 芳樹2、曽  傑1、坂戸 達陽1、〇中野 有紀子1 (1. 成蹊大学 理工学部、2. 成蹊大学 理工学研究科)

キーワード:スタイル変換、マルチモーダル、ジェスチャ

メタバース等の仮想空間でのコミュニケーションでは,ユーザは本人の分身となるCGアバターを操作することによって,相手とコミュニケーションを行うことが一般的である.しかし,CGアバターのジェスチャ表現をユーザの操作によって詳細に制御することは容易ではない.CGアバターの動作や言葉によって,相手に与える印象は変化するため,任意の印象を与えるCGアバターのジェスチャ動作を生成可能であれば,効果的なアバターコミュニケーションが実現すると期待される.また,ジェスチャ表現とは発話に伴って出現する.そのため,ジェスチャ時の発話(言語)もCGアバターの印象に影響を与える重要な要素である.従って,言語のスタイルを変換する技術も必要となる.本研究では,モーションスタイル変換と文スタイル変換を組み合わせたマルチモーダルスタイル変換を実装する.そして,マルチモーダルスタイル変換を用いたCGアバターアニメーションによる印象評価実験を実施した結果,モーションスタイル変換のみを適応したアニメーションと,ユーザ印象が異なることが分かった.さらに,特定の印象を与えるスタイルを選択する手法を適応し,その有効性を検証する.

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