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[3Q6-GS-8-03] 対話システムはユーザーの同意の負担を低減できるか?
キーワード:対話システム、コモングラウンド、プライバシー
個人情報のデータ主体と個人情報を利用する事業者との間で同意内容のコモングラウンドを形成し更新していくために,データ主体と事業者との仲介者となる対話システムによるグラウンディングを考える.本稿では,事前になされる包括的な同意は従来の書面等により実現することとし,事前の包括的な同意だけでは不十分だった同意内容に対するデータ主体による理解や選択を自然な対話で補う対話システムを想定する.このような対話システムが,データ主体による同意内容の把握や選択の負担を低減し,プライバシーの配慮に繋がるという仮説を示す.
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