2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[13a-1D-1~11] 15.4 III-V族窒化物結晶

2015年9月13日(日) 08:45 〜 11:45 1D (141+142)

座長:平山 秀樹(理研),長谷川 繁彦(阪大)

11:15 〜 11:30

[13a-1D-10] X線マイクロビームを用いた選択成長InGaNにおける局所歪とIn組成分布の同時解析

〇横川 俊哉1、栫 拓也1、今井 康彦2、木村 滋2 (1.山口大工、2.JASRI)

キーワード:窒化物系半導体、蛍光X線、X線回折

バルクGaNは低転位密度、高熱伝導、低抵抗の特徴もちLEDやパワーデバイスへの応用が期待される。一般にバルクGaNもサファイアを基板として気相成長を行い作製するため、その低転位化には選択成長技術が有効と考えられる。しかし選択成長を用いた場合シードの領域は比較的高い転位密度となるため、その上に成長した膜への影響が懸念される。今回X線マイクロビームを用いてX線回折のマイクロマッピングとIn蛍光X線の同時マッピングを行い、その結果実際にシード領域においてIn組成が低下していることを確認したので報告する。