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[13p-4E-10] SSRMによる局所触媒活性の評価
キーワード:走査型広がり抵抗顕微鏡、金触媒、ガスセンサ
最新の触媒研究においては、ナノレベルの構造解析が必要不可欠である。しかし、触媒活性の測定データは、多数の粒子の平均情報として得られるので、観察された局所構造との対応関係は必ずしも明確ではない。そこで我々は、SSRM(走査型広がり抵抗顕微鏡)による局所活性評価を考えた。具体的には、金触媒によるCO酸化反応を対象として、ガス中での電気伝導(抵抗)の変化を捉えることで、局所的な触媒活性を評価する。なお、金触媒については、これまでのin-situ電気伝導測定の結果から、触媒反応と電気伝導との間に対応関係があることが明らかになっている。